管理人の独り言 le monologue

日本とイタリアのコラボレーション

何十年も前のことになりますが、少しばかり長い期間、フランスに行っていたことがあります。その頃は、スマホどころかインターネットもありません。何をするのにも自力で頑張らなければ何も動かない。駅に時刻表を取りに行ったり、どきどきしながらフランス語で電話して旅先のホテルの予約をとったり、うまくいくこともあればうまくいかないこともあったりで、その都度考えていかなければならないのは、つらくもあり、楽しくもあり、今となってはよい思い出です。

今はスマホひとつあれば、ホテルの予約もタクシーの予約もできるし、翻訳機能もあり、スマホ使いこなせれば、世界旅行だってできてしまう、隔世の感がありますね。アナログの旅行もよかったけど、これは羨ましい、あの時にスマホがあったら、いったいどんな旅をしていたのだろうかと思うことがあります。

さて、今ジュイエでやっている展示「@WARP.」は、アナログアーティストのAyaとデジタルアーティストのMaurizio Lombardiの共同展。日本とイタリアのコラボレーションです。 作品がどういう感じかというと
@WARP.
Lombardiさんのデジタルで描いた作品を、日本でプリントして、そのプリント作品にAyaさんピーズなどで刺繍するというような感じです。 お二人はそもそもはInstagramで知り合ったそうで、そこから二人展に発展させたところも今風です。日本とイタリア、デジタルとアナログという対照的な技法も興味深く、個展ならいざしらず、遠く離れた2人がインターネットを使って、完成させたということにオリジナリティを感じます。「@WARP.」という展示タイトルもしゃれているではないですか。

この雨の日の憂鬱を吹き飛ばせそうな、楽しくて少し不思議な展示は、残念ながら3日間だけです、明日6日までですので是非おこしください。

「@WARP.」 「@WARP.」